その固定資産税、安くなるかも!
公開日:2022年03月17日
毎年の固定資産税の支払い··
憂鬱ですよね。
税金なので支払うことは仕方ありませんが、安くなるに越したことはありません。
今回は、「固定資産税についての説明」と「固定資産税が安くなるコツ」を紹介します。
□そもそも固定資産税って何?
固定資産税は、個人や法人に課せられる税金です。
1月1日時点で不動産を所有している人は、固定資産税を納めなければいけません。
次に固定資産税でよく聞かれる質問を解説します。
Q.「誰も住んでいない家でも固定資産税は払うの?」
相続した実家が空き家になっている場合など人が住んでいない不動産であっても、所有者は固定資産税の納付を求められます。
納付しない方法は手放す以外にはなく、活用している、活用していないは関係ありません。
Q.「固定資産税の金額はどうやって決まるの?」
固定資産税の金額は、総務大臣が定める固定資産税評価基準により算出されます。
固定資産税評価基準に基づき算出された課税標準額や、課税台帳に登録される価格に1.4%の税率をかけ算出する方法です。
□固定資産税が安くなるコツ
·軽減措置を利用する
·固定資産税が適切な価格が調査をする
*軽減措置を受ける
固定資産税の特例(適用期間令和4年3月31日まで)を活用します。
住宅用地:小規模住宅用地は6分の1に減額、一般住宅用地は3分の1に減額
新築の一般住宅:一戸につき課税床面積が50㎡以上120㎡までの部分については2分の1に減額
※戸建て住宅は新築後3年間、マンションは新築後5年間まで、長期優良住宅の認定を受けていればそれぞれ2年間の延長が受けられます。
耐震リフォーム工事:耐震改修工事を行った場合、120㎡相当分までの固定資産税が2分の1に減額
※耐震改修工事費用が50万円以上で昭和57年以降から所在する住宅に限ります。
*固定資産税が適切な価格が調査をする
通知された額が必ずしも適切とは限りません。
実際の面積とは異なる広さで算出されているという状況が実際におきています。
高すぎて納得ができない人は、管轄の納税課に問い合わせをしてみましょう。
また安くなるという訳ではありませんが、クレジットカードで支払うことでポイントを得る方法もおすすめです。
マイルを貯めて旅行に行ったり、ポイントでお買い物をしたり、寄付をしたり··
ただただ現金で支払うよりは、お得な感じがしますよね。
□まとめ
今回は、固定資産税が安くなるコツを解説しました。
軽減措置はもちろんのこと、通知額が適正でない場合は多すぎる固定資産税を払ってしまっている可能性があるため、このコラムが固定資産税について考える機会となれば良いなと思います。
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